この道は電燈が立ってはいるが、却って暗さを印象付ける。(先日私が赴いたときには、幾つかの電燈は切れていた)。 墓地を抜けると段差のある急な下り坂になっている。坂の底は蒲鉾型に反った三米ほどの石橋が渡してあり、 その下を沢が通っている。そばに電燈が立っている。県道を自動車が走る度に、森に飛び込む前照灯の光が樹林のあちこちに反射する。 道は此処から上りになり、坂を越えたところに市民会館の青白い影がある。その途中に諏訪八幡の鳥居が立ち、幟が揺れ、暗い石段が境内へ登っていく。
鳥居をくぐって諏訪八幡の境内へ上る道については、ここでは紹介しません。

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