寒さ峠

 寒さ峠は旧大山街道沿いにあり、地元では「さぶさ峠」と呼ぶほうが通りがよいらしい。
 旧大山街道そのものは県道飯能寄居線の開通によって使われなくなってしまった。 現在は寒さ峠の手前で八高線に分断されてしまっています。それでも以前は陸橋が掛かっていましたが、 いまは撤去され、その残骸が残されているばかりです。
 写真の場所は、北側に眺望が開けて風の吹く「寒い」ところです。
 「寒ノ峠 村の東北隅にある嶺なり、登ること凡一町に過ずして北の方上鹿山村に至る、 西上州邊への一路なり。路幅二三間、亘三町ばかり、此嶺上より眺望すれば連山多くは北陰にあり、 中にも赤城山などは、直北に當れる峻嶽にて、冬日栗烈たる寒風ふき来りて、 いと寒ければとて土人かくは名づけしとなり(『新編武蔵国風土記稿』巻之百八十 高麗郡之五)」
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