以下に文化新聞の記事を引用します。
飯能市坂元の山中に放置されている大型バスの中から、男性の白骨化した死体が見つかった。年齢50歳〜70歳、死後約半年経過していると見られる。現場は、正丸トンネル側入り口の手前に入り、500メートルほど登った地点。バスは民有林の中、林道脇の沢近くに放置されていた。
現場周辺の林道は、刈場坂峠で平成11年8月に土砂崩れが起きた影響から通行止めとなっていた。今月13日、道路工事中の土木作業員がバスの中を覗いたところ、仰向けで横たわっている白骨化死体を発見し、警察に通報して分かった。
このバスは10年以上前から現場に置かれていたもので、昭和30〜40年代のアメリカ製。周辺住民の話では、当時、バイクや自動車の愛好家がバスを運び込み、運行目的ではなく集会などに使っていたという。
車内には電気が引かれていたあとや、屋外にトイレもあり、身元不明者はバスの中で生活していたものと思われる。死体が見つかった後部座席周辺には、毛布やコタツがあり、10年ほど前の雑誌、ジュースや酒の空き瓶などが散乱していた。
バスの放置現場より上に民家はなく、現場周辺に人が足を踏み入れることは少ない。地元住民からも生前の身元不明者を見かけたとの情報はなく、いつから住んでいたのかも不明だ。
飯能署は事件の可能性は少ないとし、何らかの理由で車内に住み着き、誰にも看取られることなく死亡した男性の身元、死因の調査を進めている。
飯能市坂元の林道脇に放置されたバスの中から男性の白骨死体が見つかったが(17日付既報)、依然、身元は分かっていない。身長165センチ、年齢50〜70歳、数百円の所持金と、ジーパン、上着等の衣類が残っていた。死後約6ヶ月経過していると見られる。白骨化しているため、体型などは不明。病死または餓死の可能性が高い。
道路工事中の土木作業員がバス内で白骨体を発見し、警察に通報したのが今月13日。男性はバスの中で生活していたらしく、後部座席の毛布の上で仰向けに横たわっており、周囲には雑誌、ジュースや酒の空き瓶などが散乱していた。
バスは昭和30〜40年代に米軍基地などで使用されたもので、10年以上前から現場に置かれていた。所有者は鶴ヶ島に住み、当時、買い取ったバスを運び込み、屋外にトイレ等を設置し住めるように改造。バイクや自動車の愛好家の集まりに使い、その後も、土地所有者の承諾を得て現場に置いていたという。
平成11年に起きた土砂崩れの影響から林道は通行止めとなっていたため、現場周辺に人が足を踏み入れることは少なく、今のところ生前の男性を目撃したとの情報はない。
バスのある現場から徒歩5分ほど下った民家の主婦は「バスがあるのは知っていたけれど、気味が悪いので近づいたことはない。不審な人を見かけたこともなく、噂も聞かなかったので(死体発見を)驚いている」と話す。
飯能署はバス内で男性の指紋を採取し、身元を割り出したいとしている。
全国的に身元不明の死亡者は多く、飯能署管内でも平成6年から13年までの死亡者のうち、その後も身元が分かっていないのは13人。また平成13年中には家出人の捜索願が16件出されている。男性はいつからここで、また家族は。謎だらけだ。