宝生の滝です。水は申し訳程度にちょろちょろと流れているだけですが、かつては落差18メートルの立派な滝だったと言います。
滝があり不動とくれば修験の行場と考えてしまいますが、周辺には高山不動・黒山三滝や子の権現もあるし、奥武蔵に点在する修行場のひとつだったかもしれません。実際、爪書き不動の書かれているところって、後付で屋根っぽいものがる半洞窟みたいに(うまく言えませんが)なっていて、誰か居たんだろうなという感じがします。 また現在の法光寺は曹洞宗ですが、『吾野宿今昔』によれば14世紀の開山当初は真言宗だったらしいです。